2017年8月2日水曜日

FUJI ROCK FESTIVAL 2017

今年も出店しました!!
FUJI ROCK FESTIVAL2017

エリアはオレンジカフェ。
ホントに美味しいお店が軒並ぶ激戦エリアで奮闘して参りました。

やはり最高です。フジロック。
関越自動車道で月夜野を降りて苗場に向かう国道17号。
じわじわと昨年の感覚が蘇り、今年もフジに来たなーっと、スイッチが入ります。
寝床のテント設営、売り場の設置をしながらも、
山の空気は澄んでて気持ちよく、
ステージのリハーサルで漏れてくる重低音がたまりません。

今年はフジらしく雨が多かったかな。
そんな中でも、
今年も食べに来ましたよーって、3年連続来ていただいたお客様もいたり、
焼き芋アイスで満面の笑顔のお客様がいたり、
他の出店者さんにほめられたり、
楽しく素敵なご縁が広がりました。
ありがとうございました。

そして、
最終日営業後のビールがたまらないんです。
達成感と、スタッフに感謝と、ようやくちょっと音楽が聴けてw
やっぱり、
来年も出たいなー。

今回は若手スタッフが中心となって回してくれました。
仕込み、準備、設営、オペ、片付けなど、
普段の営業とは全くことなる仕事。
さらに、
予測不可能な野外の天候と、
日に日に溜まる疲労と、
イベントならではのアクシデントも付いてくる
とても難しい仕事です。

しかしながら、
ホントに20歳かと思う器量で見事やってくれました!!
よくやった!!

ではまた来年!!


今年の看板は写真をわかりやすく

サボってもわかりません。起きてますよ。

伝説の売り子さん

チーム若手。安心してください、成年ですから。

腰に手を当てて一杯

チーム中年

たくさん並んでいただきありがとうございました!!
また来年!!

2017年6月27日火曜日

大根抜き

この時期になるといつもある種の覚悟が必要になります。
大根抜き。

これはかなりの重労働。
1本2本ならいいですが、一回に1600本くらい抜くとなると別ものです。
春と秋の年二回。部活の合宿を思い出します。

無心にすぽすぽ抜いていきます。
抜いて、葉を切り落として、トラックに積んで、洗って、ひげ根を取って、桶に積み込んで、出荷します。

雨が少ない年は、大根の下の方がつぶれたようになってしまうことも。さらに何かに引っかかっているかのように重く抜きづらくなります。
夏は温かいので日に日に大きくなり、追われるように収穫します。大根の収穫作業は10日ほどかかりますが、後半になるとほんと大きさが違います。その間雨が降ると、収穫はできないは、大根はぐっと太くなるはで、散々な年もあります。
ちなみに、大根の値段は、目方でなくて、本数計算なのです。。。

後ろ向きな表現が続いてしまいましたが、
収穫を終えたときの達成感もなかなかなものです。
部活の夏合宿後のそれのようです。
大根を収穫し終わると、
いよいよ夏だなって気持ちにもなります。


うちの考え方は、
大根の栽培は、美味しいさつまいもを作るため。
さつまいも栽培には不要な畑の土壌中の窒素養分を大根に吸い取ってもらいます。
すべては美味しいさつまいもを作るため。


大根がずらり

2017年6月8日木曜日

苗植え②

さつまいもの苗はほぼ自家栽培で、3月よりハウスで育てます(参照「苗床」)。
育てた苗を適切な長さで切り貯めていきます。
4月後半から取り始め、6月中旬の植え終わりまで2か月以上長期にわたる仕事となります。

そして、
この苗取り、地味に大変なんです。。。
ハウスの中は30℃以上になることもあったり、
長時間しゃがんだままの姿勢を続けると膝など節々が痛くなり、
より効率的に苗が取れるように頭も使います。
3月の頃はまだまだ寒いのでハウスの中でさらにトンネルをして温度を保ちます。朝は日の光を良く浴びるようにトンネルを開け、夕方にはトンネルをかける、毎日これを繰り返します。
4月の頃は夜は温度を保つためにハウスの側壁を閉じ、朝は高温になりすぎないように側壁を開放します。

今年は苗の育ちが良く、苗植えは順調に終わりました。

あとは、
夏が夏らしく、暑く強い日差しの日が続くことを祈るばかりです。


この姿勢、長時間だとかなりきついです。。

苗植え後の夕日は最高

2017年5月11日木曜日

苗植え

いよいよさつまいもの苗植え開始!

しっかり生きつくように天気を見ながら苗を植えていきます。
もっとも近年は散水ホースで水を与えてしっかり生きつかせるようにしています。
その方が素直に発根するようです。

5月のきれいな青空の下、
次々と苗が植え付けられていく様子は、気持ちいいものです。


黙々と植えていきます

植え終わっての散水


2017年5月6日土曜日

苗植え準備

いよいよさつまいもの苗植えです。

4月・5月は、
筍掘り、さつまいもの苗植え、里芋の芽出し、大根の間引き、夏野菜の苗植えなどなど、大忙し。

野菜作りの基本は土作り。
さつまいもの畑も1月から数ヶ月かけて準備します。

GWもひたすら土作り。
立夏の強い陽射しの中、
黙々と堆肥撒きますー。

竹チップや樹脂堆肥に米ぬか混ぜて土を元気にします




2017年4月30日日曜日

外テーブル来ましたw

外テーブル来ました。

これからの気持ちいい季節、
木漏れ日を浴びながらコーヒーと焼き芋はいかがでしょうか。

夏は、
強い陽射しのもと汗かきながらカキ氷。
夕方はヒグラシの鳴き声聞きながらコエドビール。

秋は、
やっぱり、焼き芋とコーヒー。

冬は、
寒いので、、鍋でもしましょうw


いも農家の四季、眺めれます。



ぜひともご利用下さい。


石巻工房さんのテーブルとベンチ
木の香りがたまらない

正直なところ、外に置いておくのがもったいないです。。。

2017年4月20日木曜日

たけのこ!筍!

桜の花が散る頃。
ちょうど筍が出てくるの季節なんです。

今年はどうやら「裏」の年。
残念ながら、不作の様です。。。

雨後のタケノコなんて言いますが、今年は全然出てきません。
例年なら獲り切れなくてイヤになるのに、今年は探す方が大変なくらい。

せっかく購入しに来ていただいたお客様、どうもすみません。





2017年3月12日日曜日

ジャガイモの種いも蒔き

さつまいもの次は、じゃがいも。
夏に向けて種イモを蒔きます。

サクった蒔き溝に種イモを等間隔に置いていきます。
これがなかなかの重労働。

今年は、とうや、きたあかり、インカのめざめ、シャドークイーンの4種類。
収穫は3か月後。

芽ごとにカットしたおいもをぽつぽつ

今から新じゃがが楽しみ


2017年3月11日土曜日

苗床

震災から6年が経ちました。

今ある日常への感謝、
かけがえのない教訓、
ひと対する思いやり、
大切にしなければいけないことを思い返しました。


さて、
さつまいもの苗をハウスに定植しました。
今年は準備も順調だったので、ハウスの地温もいい感じ。

まずは並べてから

見た目はひ弱そうな苗たち

カフェスタッフもお手伝い

気持ちの良い青空

みんなで植えると早いー!



2017年2月28日火曜日

苗床準備

2月ももう終わり。
個人的には仕事以外のイベントがわんさかな一か月でした。

さて、
早いもので、もうおいものシーズンです。
といっても、収穫ではなく、ポット苗が届きます。

いまは、苗床の準備。
ハウスに電熱線を引いて地温を25℃に保たせます。
竹チップ堆肥等を入れて元気な土を用意します。

この穴掘りはなかなかの重労働w
おかげでひさびさの筋肉痛。。。


畝を掘り起こし電熱線を引きます

畝を少し高くして平らにならします

続きまして、

明日はマルチを敷きます。


2017年2月12日日曜日

竹チップ

2017年も2月になりました。
まだまだ寒い日が続きましたが、日が長くなってきましたね。

この地域のさつまいも農家のこの時期の仕事といえば、
落ち葉掃き。
雑木林の落ち葉を掃き集めて、堆肥にします。

しかし、
最近のむさし野自然農場の堆肥作りは、
竹チップなのです。

竹チップの山

どう作るかというと、
まず、古い竹を伐採します。

それを機械で裁断します。

見た目以上にパワフルな機械

グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、グオーン、

すごい音が鳴り響きます。

機械といえども、
ここまで運んで入れるのはやはり人の手
ぬかを混ぜつつ、竹をチップに裁断していきます。 


竹チップ堆肥は、しっかり発酵すると乳酸菌が多く含まれます。
これを畑に撒くと、土壌の微生物がこれを栄養物として活性化するそうです。

タケノコだけでなく、竹チップ堆肥も生み出してくれます。
竹の底力。すごいです。

すごい生命力




2017年1月26日木曜日

農業女子プロジェクト香港フェア②

今回、香港で感じたこと


(1)日本野菜、すごく人気です。
・SOGOでもAEONでも、日本産野菜が売り場の多くを占めているのに驚き。中国産、アメリカ産、韓国産、台湾産、インドネシア産など世界各地から輸入されている中でも日本産が一番目立つ。
・香港は、世界的交易都市。地場産の野菜はほとんどないそうです。大きなビルが立ち並び、巨大な輸送船が行き交う光景は圧巻だが、反面郊外にも田園風景は全くなし。香港の人達からすると、東京に観光に行くよりも、畑の多い三芳観光の方が面白いかも。
・船便の輸送費はすごく安いそう。船が大型化したからだとか。
・事実、日本から野菜輸出先は香港がトップ!

◆参照:香港向けが最大、11年連続で1位に-日本の農林水産物・食品の輸出は21.8%増の7,452億円-

https://www.jetro.go.jp/biznews/2016/04/bf5b89b8824badc7.html

空港から中心に向かうタクシーにて


(2)さつまいもが大人気
・日本産野菜コーナーの中でも、さつまいもの売り場面積が特に広い。宮崎産、熊本産、鹿児島産、京都産など、日本のスーパー以上に各地のさつまいも並んでました。
・今回の店販売中もさつまいもの反響を肌で感じました。夕方の数時間で何度も在庫を補充するほど。
・さつまいもの甘さは砂糖の甘さではないから好きだとか。

こいもさんがたくさん

同じSOGOのこちらにも


(3)香港人は健康的
・香港料理、どれも味付けが塩味まかせでなく、優しいお味。素材の味を感じます。
・普通のスーパーでも薬膳食材が豊富
・味の違いにうるさく舌が肥えている分、野菜の目利きも厳しいです。野菜を手にとっては、どれが一番いいものか吟味していました。

やさしい味付け

このまま日本野菜の輸出高が増え続け、一方で高齢化で生産量が減少してくると、
いつの間にか、
日本産の美味しい野菜は高値で海外で食され、反面、日本国内ではなかなか食べられなくなるかもしれませんね。。。

2017年1月23日月曜日

農業女子プロジェクト香港フェア①

突然ですが、
香港に、さつまいもを売りに行ってきました!


結果は、見事完売!!

香港でもさつまいもは大人気。
特に、試食をしていただくと、ほとんど買っていただけました!


そもそも、なぜ香港で販売か?
実は海外で働いてみたかったという母。
そんな想いが通じてか、
県の職員さんを通じて、農業女子プロジェクト(https://nougyoujoshi.maff.go.jp/)の香港フェア企画を紹介していただいたのです。

企画内容はというと、
香港での全国日本野菜のPR販売。
コーズウェイベイという中心地のSOGOさんとコーンヒルのイオンさんの二店舗にて、約1週間の店頭販売。出荷だけでなく、現地での売り子体験w

そして、仕方なく母の同行者として私も香港へww


香港では、小さいおいもが人気との事前情報があり、
カフェで販売しているこいもちゃんたちを輸出することに。

年明け早々、お芋洗い

一番の心配は、輸送途中でおいもが傷まないか。
国内はヤマト便で沖縄へ。その後船便で香港へ。合計1週間ほど。
おいもは温度変化に弱いゆえ、心配でした。
もしかしたら売り物がなくなっちゃうかも。。。


しかしながら、
一部傷みは出たものの、ほぼ大丈夫。
これで、ちゃんとおいもが販売できると一安心。

納品チェック

状態良くて一安心

さて、売りますよ!
広東語で!!
売り場の雰囲気は、ほとんど日本のイオンと一緒。
違うのは、言葉だけ。。
広東語、難しいです。
英語、予想以上に通じません(゚Д゚;)

事前に調べたさつまいも=番薯(ファーンシュー)も、発音が違ってか、なかなか通じない。

香港イオンで「富の川越いも」PR
そういうときは、
開き直って、日本語での販売w
「さつまいも、いかかですかー。美味しいですよ」
と。

それが意外と通じるのです。
身振り手振り、日本語とジェスチャーで売ってまいりました。

試食片手に
さつまいも販売
さつまいもは、フェアの途中で早々売り切れ。
その後は、一緒に言った方々の販売サポートに。

川越いもは完売です!
欲しい方は、日本まで!

慣れない立ち仕事に、疲労を抱えながらも、
貴重な体験をさせていただけたことに、大変感謝しております。
打ち上げのビールがおいしかったー。
最後は、チンタオでなく、COEDOで。

「紅赤」を香港で飲むさつまいも農家

2017年1月3日火曜日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

元日から素晴らしいポカポカ天気。
いい始まりです。

米大統領が変わりますが、
2017年が、いい年になりますように。。。


さて、
OIMOcafeは1月12日(木)より営業開始予定。

ですが、
ハウスの野菜たちは、出番は今かとすくすく育ってきております。
ムロで寝かされたおいもたちも、より甘みが増してきてます。

ちなみに、
ムロの熟成おいもは、1月5日以降購入できます。

おいもの初洗い

すくすくハウス野菜

摘みたて野菜のパクチーサラダ。美味!!