この地域では5月上旬から6月の上旬にかけて苗植えをします。
時期が早すぎても、遅すぎてもうまく実らないことが多いのです。
苗を植えつけてから霜が降りると低温障害を負います。
「八十八夜の別れ霜」といいますが、
例年、夜の寒さが和らぐ5月の5日ごろから植え始めます。
おいもは中南米出身とあって、寒さに弱いのです。
これに対して、
時期が遅すぎると、陽気が足りずおイモが十分に成長しません。
そのため、この時期は畑作りや苗植え、
さらには夏野菜の仕込みなどなど、
農家ながら時間に追われる忙しい時期です。
しかしながら、
サクサク苗を植えたいところ、
苗床でとれる苗の本数が追い付かなかったり、
苗がうまく生き付くため天候を選んだり、
などなど、
様々な不確定要素により計画通りに進まないことも多々あります。
最近では、
我が家ではうまく生き付かせるために、
苗植え後に散水するようにしています。
今年の苗植えの予定総計、7万本ほど(^_^;)
まだまだ先は長いですが、地道に一本ずつ植えていきます。
相方の苗植え機「ナエウエルナナ」。 |
植えたばっかの苗は、くったり。 |
散水ホース1本100m。 ぐるぐる伸ばします。 |
生き付くかが苗植えのポイント。 |
今日もお疲れ様でした。 |