2017年1月26日木曜日

農業女子プロジェクト香港フェア②

今回、香港で感じたこと


(1)日本野菜、すごく人気です。
・SOGOでもAEONでも、日本産野菜が売り場の多くを占めているのに驚き。中国産、アメリカ産、韓国産、台湾産、インドネシア産など世界各地から輸入されている中でも日本産が一番目立つ。
・香港は、世界的交易都市。地場産の野菜はほとんどないそうです。大きなビルが立ち並び、巨大な輸送船が行き交う光景は圧巻だが、反面郊外にも田園風景は全くなし。香港の人達からすると、東京に観光に行くよりも、畑の多い三芳観光の方が面白いかも。
・船便の輸送費はすごく安いそう。船が大型化したからだとか。
・事実、日本から野菜輸出先は香港がトップ!

◆参照:香港向けが最大、11年連続で1位に-日本の農林水産物・食品の輸出は21.8%増の7,452億円-

https://www.jetro.go.jp/biznews/2016/04/bf5b89b8824badc7.html

空港から中心に向かうタクシーにて


(2)さつまいもが大人気
・日本産野菜コーナーの中でも、さつまいもの売り場面積が特に広い。宮崎産、熊本産、鹿児島産、京都産など、日本のスーパー以上に各地のさつまいも並んでました。
・今回の店販売中もさつまいもの反響を肌で感じました。夕方の数時間で何度も在庫を補充するほど。
・さつまいもの甘さは砂糖の甘さではないから好きだとか。

こいもさんがたくさん

同じSOGOのこちらにも


(3)香港人は健康的
・香港料理、どれも味付けが塩味まかせでなく、優しいお味。素材の味を感じます。
・普通のスーパーでも薬膳食材が豊富
・味の違いにうるさく舌が肥えている分、野菜の目利きも厳しいです。野菜を手にとっては、どれが一番いいものか吟味していました。

やさしい味付け

このまま日本野菜の輸出高が増え続け、一方で高齢化で生産量が減少してくると、
いつの間にか、
日本産の美味しい野菜は高値で海外で食され、反面、日本国内ではなかなか食べられなくなるかもしれませんね。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿